ニュースNews
一覧へ >【大会5日目】日本は中国に敗れ予選ラウンド3位、韓国が5戦全勝
2011年8月25日
日本が目指すスピーディな攻撃が展開できなった。
韓国戦で24得点をあげる活躍を見せたチャイニーズ・タイペイの#6チャン選手。
レバノンはレベルⅠで記念の初勝利。
マレーシアは接戦をものにして、入れ替え戦に進出。
4勝をあげ、入れ替え戦に駒を進めたカザフスタン。
前日にベスト4入りを決めた日本は、27日(土)の準決勝で再び対戦することになる中国と対戦。その第1ラウンドとなった予選ラウンド最終戦は、前日のインド戦で19得点をあげた17歳の高校生#15長岡萌映子選手を先発起用しました。第1ピリオドを同点で終えた日本でしたが、その後は中国ペースとなり、徐々に差を広げられます。攻撃では中国とは対照的に、連係ミスするなど、日本の目指すスピードをいかしたプレイに持ち込めず、中国の守備を最後まで切り崩せませんでした。
中国の前に最大で28点のビハインドを喫した日本代表。中川文一ヘッドコーチは、「(再び対戦するので)難しい試合だった。中国の守備のあたりが強く、日本がやりたいことができなかった」とコメント。さらに、「ダメージは受けていないが、チームを立て直したい」と、大敗の影響がないと語りました。
予選ラウンド1位の韓国は、準決勝で再び顔を合わせるチャイニーズ・タイペイと対戦。競り合った試合展開でしたが、チャイニーズ・タイペイの反撃を振りきって無敗をキープしました。また、レベルⅠ初昇格のレバノンが、インドを相手に攻守がかみ合い、71-53と快勝。今大会初白星を飾りました。
一方、レベルⅡでは、3勝1敗のマレーシア、カザフスタン、インドネシアの3チームが並びレベルⅠへの昇格争いは大混戦。最終戦のこの日、インドネシアが74-58でシンガポールに勝利すると、カザフスタンもスリランカに80-42で大勝しました。残るマレーシア対ウズベキスタン戦の結果で上位2チームが確定する中、両チームとも一歩も譲らず緊迫した試合展開に。最後はマレーシアが振り切って65-58で4勝目をあげました。
4勝1敗で並んだ3チームですが、大会規程により該当3チーム同士の得点率で上まったマレーシアが1位、カザフスタンが2位となり入れ替え戦進出を決めています。
この日、予選ラウンドの全日程が終了。レベルⅠの順位は、韓国、中国、日本、チャイニーズ・タイペイ、レバノン、インド。レベルⅡはマレーシア、カザフスタン、インドネシア、ウズベキスタン、シンガポール、スリランカという順位になりました。
26日(金)の休息日を経て、27日(土)から決勝トーナメントが始まります。準決勝は、日本対中国、韓国対チャイニーズ・タイペイと予選ラウンド最終戦と同カード。アジアの4強によるオリンピック出場に向けた注目の一戦となります。また、レバノン対カザフスタン、インド対マレーシアの入れ替え戦2試合も行われます。試合の観戦チケットは「チケットバスケット」でご購入ください。決勝トーナメントも、みなさまの応援よろしくお願いいたします。