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一覧へ >【大会3日目】日本3連勝ならず、韓国に逆転で敗れる レベルⅡは大混戦
2011年8月23日
序盤のリードを最後まで守り抜くことができず、初黒星を喫した日本。
韓国は後半、長身の#12ハ(中央)を中心に日本の守備を切り崩した。
主力選手が出場し、インドを圧倒した中国。
ついにマレーシアに土をつけ、喜びな涙を流すインドネシア。
試合終了間際で3Pシュートが決まり劇的な逆転を飾ったカザフスタン。
大会を制覇し、オリンピック出場を目指す日本代表は試合開始早々、韓国の司令塔の#6チェ・ユナがひざを痛めて、一時ベンチに退いた隙をつき、スピーディーな攻撃でスタートダッシュに成功。第1ピリオド20-6と最高の立ち上がりを見せます。第2ピリオドにチェ選手がコートに戻ってきてから次第に韓国に攻め込まれたものの、前半はリードを維持。しかし、後半に入ると韓国の激しいディフェンスを攻略できず、一方、リズムに乗った韓国に徐々に点差を縮められ、第4ピリオドに逆転を許します。
勢いに乗った韓国とは対象的に日本はリードされてから、得点を積み重ねることができずに今大会初黒星。しかし、15得点をあげ、唯一フル出場した日本代表のキャプテン、#13大神雄子選手は試合後、「スタートダッシュは良かったし、ステップアップしている。(韓国に敗れたが、決勝に進んで)勝つので心配していない」と、韓国にリベンチを誓いました。
前回王者の中国は、前日のレバノン戦で温存していた主力選手が出場。この日のインド戦は前半に波に乗ることができなかったが、後半は高さをいかした攻撃がかみ合い第3ピリオド30点を奪うなど、その後もコンスタントに得点を積み重ね、87-38で圧勝しました。また、前日に日本に敗れたチャイニーズ・タイペイは、レバノンを相手に終始試合の主導権を握り、55-83で勝利しました。
レベルⅡでは、1勝1敗のインドネシアが無敗のマレーシアと対戦。試合開始から波に乗り31-16で第1ピリオドを終えると、その後もマレーシアの猛攻を振りきって、74-66で勝利。FIBA ASIAの大会でインドネシアはマレーシアに対してここまで5戦全敗。歴史的な勝利にコート上では、歓喜の輪ができました。
マレーシアとともに開幕連勝を飾ったウズベキスタンと対戦したカザフスタンは、第4ピリオドに逆転を許したものの、試合終了まで残り4秒で#8オベチキナ・エカテリーナ選手の3Pシュートが決まり、62-61と再逆転します。カザフスタンは劇的な勝利で2勝目をあげました。また2敗同士の残る1試合は、シンガポールが70-59でスリランカを下し、大会初勝利。
これでマレーシア、ウズベキスタン、インドネシア、カザフスタンが2勝1敗でならび、レベルⅠ昇格に向けての争いは混戦となっています。
24日(水)、大会4日目もシーハットおおむらで予選ラウンド6試合が行われます。日本代表は、19時からインドと対戦。決勝トーナメントを確実なものにする大事な一戦となります。試合の観戦チケットは「チケットバスケット」でご購入ください。みなさまの応援よろしくお願いいたします。