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【大会2日目】日本と韓国が開幕連勝! 前回王者・中国は初勝利

2011年8月22日

序盤の速攻の起点となった#12吉田。

韓国は危なげなく、開幕連勝を飾った。

主力温存で今大会初勝利を飾った中国。

マレーシアは大差をつけて連勝。#7アン選手は25得点をマーク。

 8月22日(月)、第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選の大会2日目。オリンピック出場を目指す日本は、1勝同士のチャイニーズ・タイペイと対戦し、81-54で勝利した。日本は連勝を飾り、オリンピックの切符獲得に向けて、好スタートを切りました。また、韓国はインドを83-47で下し、日本とともに2勝目。

 初戦でレバノンを下し開幕白星をあげた日本は、ともに1勝のチャイニーズ・タイペイに対して、序盤からキャプテン#13大神雄子選手を中心にスピードある攻撃で試合の主導権を握ります。その後も初戦に続きディフェンスも機能し、チャイニーズ・タイペイにつけ入る隙をあたえず。後半は#5髙田真希、#6間宮佑圭らを中心に高さをいかしたプレイで、アジアのライバルを突き放しました。

 連勝を飾った中川文一ヘッドコーチは試合後、「ディフェンスが安定し、81点を奪えて攻撃もよかった。第1ピリオドの速攻が効果的でリズムに乗れた」とコメント。初戦の会見で課題にあげていた攻撃面で結果が出たことに、満足した様子でした。

 前日に再延長の末、中国を退けた韓国は初戦の疲れが見られたものの、インドを相手に終始、力の差を見せつけ快勝しました。一方、連敗スタートとなったインドは、#6ジョス・ギートゥアナ選手が27得点をあげ、孤軍奮闘の活躍を見せましたが、試合運びに勝る韓国に苦しい戦いを強いられました。

 前回大会の覇者の中国は、格下のレバノンに対して、主力メンバーを温存。第1ピリオドはレバノンにリードを許したものの、第2ピリオドに逆転に成功します。後半に入っても前日、チームトップの27点をマークした#15チェン・ナンや、#8ミャオ・リージェといった主力選手を起用せずに、今大会初勝利をマークしました。レベルⅠでは日本と韓国がともに2勝。中国、チャイニーズ・タイペイが1勝1敗、インド、レバノンが2敗となりました。

 またレベルⅡでは、マレーシアはシンガポールに対して第1ピリオド、無得点に抑える理想的な試合展開を見せます。#7アン・シュウ テン選手が26得点をあげるなど、攻撃と守備がかみあい、91-26で圧勝。ウズベキスタンもスリランカを82-50で破り、マレーシアとともに2勝目をマークしました。初戦に敗れたカザフスタンは、インドネシアを相手に、序盤のリードを最後まで守り切り、87-69で1勝1敗と、レベルⅠ昇格争いに望みをつなげています。

 なお、23日(火)の大会3日目は、レベルⅠ、レベルⅡともに3試合が行われ、2勝同士の日本と韓国が対戦します。両チームにとって勝利すれば、決勝トーナメント進出が濃厚となる重要な一戦となります。日本対韓国戦の試合開始は19時、試合のチケットは「チケットバスケット」でご購入可能です。大会3日目も、みなさまの応援よろしくお願いいたします。

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大会のチケットの販売は終了いたしました。

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大会概要Profile

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FIBA ASIA選手権の大会概要。オリンピック出場のシステムについて。

順位表Standings

Level Ⅰ

順位国名勝数負数勝率
1

韓国

501.00
2

中国

41.800
3

日本

32.600
4

チャイニーズ・タイペイ

23.400
5

レバノン

14.200
6

インド

05.000

Level Ⅱ

順位国名勝数負数勝率
1

マレーシア

41.800
2

カザフスタン

41.800
3

インドネシア

41.800
4

ウズベキスタン

23.400
5

シンガポール

14.200
6

スリランカ

05.000